
サーマクールは、2002年10月にアメリカで登場した RF(Radio Frequency:高周波) を用いた Skin Rejuvenation 装置です。
2002年に初代サーマクールが登場し、最初のFDA認可を受け、現在まで50以上の特許を取得しています。
2007年に「サーマクール NXT」、2009年には「サーマクール CPT」が登場したことで、より多くの患者様に受け入れられ、たるみ治療と言えば「サーマクール」と言われるまでに至りました。
その後、さらに進化を遂げ、「サーマクール FLX」が登場しました。
サーマクールの作用
サーマクールは、主に2つの反応が起こることにより、1回の治療で高い引き締め効果を得ることができます。
コラーゲン線維の収縮による即時的な引き締め効果と輪郭改善効果
真皮層内の5~35%のコラーゲン線維が、RFエネルギーの熱により収縮することで、即時的な引き締め効果があります。
また、皮下の脂肪層にある線維隔壁が、RFエネルギーの熱により収縮することで、即時的な輪郭改善効果があります。
創傷治癒過程でおこる長期的なコラーゲンのリモデリング
収縮したコラーゲン線維が修復される過程で、新しいコラーゲンが生成され、収縮した コラーゲンと置き換わります。この創傷治癒は、約6ヶ月間続きます。
サーマクールFLXの特徴
① 新しく大きいチップが登場したため、従来よりも治療時間が25%短縮※
※TOTALチップ 3.0cm2 との比較
② 適正エネルギーにより痛みを緩和
AccuREPTM テクノロジーにより、パルス毎にファイン・チューニングを実施します。照射部位毎のインピーダンスを正確に把握し、毎回、適正なエネルギーを投与します。
また、RF照射と断続的なクーリング(照射前・照射中・照射後)を組み合わせることで、 神経へ伝達される痛みの刺激を緩和します。
③ ゲートコントロール理論で熱感を緩和
縦のみだった振動が、多方向への振動に進化し、従来よりも痛みを軽減。

④ カプトンフレーム採用
カプトンフレームを採用することで、加熱を均一にし、より多くの組織をより高い温度で加熱して、高温が長く持続します。
従来よりも少ない熱感で加熱効率が高まるため、治療効果が向上します。
また、4つ角にあるセンサーがきちんと皮膚と密着していないと、エラーが出て照射が継続できないようなシステムになっているため、火傷のリスクを最大限減らせます。
照射時にクーリングをすることで、皮膚表面の火傷を防ぎます。

⑤ 痛みの刺激を緩和するクーリング機能
照射時にクーリングをすることで、皮膚表面の熱損傷を防ぎます。
また、プレ・ポストクーリングにより、痛みの刺激を緩和します。
このような方にオススメ
- 脂肪が多めな方でお顔を全体的に引き締めたい方
- 口横や顎下のもたつき・たるみが気になる方
- 引き締め効果とともに肌にハリが欲しい方
改善できる主な症状
- たるみ・もたつき
- 肌の質感
当院の特徴
患者様に応じて照射法をオーダーメイドに変更することで、その方に応じたたるみ・引き締め効果を出すことができる
副作用/リスク
- 施術時の熱さ、火傷など
よくある質問
- 痛みはありますか?
- 治療部位によっては熱感を感じることがあります。振動の強さをコントロールすることで緩和されます。
- 効果はどのくらい持続しますか?
- 1回の治療で約半年持続します。効果の持続のために3-6ヶ月毎の施術をおすすめします。
- ハイフとの併用もできますか?
- ハイフとの併用でより高い効果を発揮できますので、ぜひ併用をおすすめします。
同日施術も可能です。
また、施術直後からお化粧も可能です。